――――…
今は保健室。
苺李は39度近くも熱があったらしい。
こんなに熱があったのに自分で気づかなかったのか?
俺はベッドの横にあるイスに腰かけた。
玲はさっきから無言で窓辺に寄りかかって苺李を見ている。
保健室に苺李を運んでから
かれこれ2時間以上は立った。
保健室に入ってから玲とは一度も話をしていない。
まぁ俺が話しかけないからなんだけど。
「…うー…」
「『苺李!?』」
玲と顔を見合せる。
急に苦しそうに
うなりはじめた苺李。
さっきよりも息苦しそうな感じがなくなってはいる。
嫌な夢でもみてんのか…?
『苺李』
苺李の名前を呼ぶ。
『苺李』


