「「「玲様と光太郎様と苺李様素敵〜!!!」」」
『……』
「……」
「……」
『…うぜ。』
俺と光太郎が来たことによって騒ぎがより一層増した。
「遅刻するから早く教室にいこ?」
『あぁ』
「うん」
「でもどうやって通る?」
『大丈夫だろ』
といって光太郎をみる。
「どうせみんなが道を開けてくれるよ。」
実は今日、
光太郎とまだ一言も話していない。
昨日のことがあって気まづいとか
そんなんじゃない。
ただ、
いつも話しかけてくる光太郎が
今日は一回も話しかけてこないから俺も話さないだけ。
「じゃ、行きますか。」
苺李がそう言って
校舎に向かって歩きだした。
群がる人たちは、
俺たちが通れるように
綺麗に道をあけてくれた。


