Secret★GIRL-reverse-




「…あのさ、」



『ん?』



「手、離してもらえる?」



いつからなのか、無意識に苺李の手を握っていた。



………………



『やだ』





苺李をからかってみようと思って、断った。



「……いや、あの」



やべーうける、目が泳いでる。



笑いを必死でこらえていたとき、人影がみえてとっさに寝たふりをした。



「マイリーッ!ただいま〜先生の話し長くてさぁ。玲まだ起きてな……い、の…え?」



光太郎だ。




「や、あの…これは、玲が寝ぼけて…」



俺は苺李の手を握ったまま。
苺李はかなり焦ってるみたいだ。



「寝てるし!!!!」




……やばい。おもしろすぎる。




「あ、玲寝起き悪いから」



光太郎が近づいてきたかと思ったら俺の手をつかんだ。

苺李から離す気なのだろう。



……ッ…!……いってぇ



「う、うん。そうっぽいね…」


「もう帰ろうか」



光太郎のやろう、
おもいっきり手をにぎりやがった。


手がジンジンする。


しかも俺をおいて帰る気かよ。