……あ…! 「あたしだって好きでこんな格好してんじゃないわよっっ」 …やっぱり。 あの子…苺李じゃね?! まさかこんなに早くみつかるなんてな。 『やべッ』 玲がこっちに向かってくるのがわかり、咄嗟に男子トイレの中に入った。 玲が行ったのを確認し、トイレからでたら都合のいいことに逆の方向を向いている苺李。 ゆっくり近づき、肩を叩こうとした時だった。 『うひょッ!!?』 突然振り向き、 俺をみて驚いている。