これから自分がやらなければならないことが今、分かった。 おまえが自分に渡していったもの。 それは力だけではなかったのだな。 おまえが言う、相手に対する思いやりの心。 それをどう伝えればいいのか。 自分にそれが出来るのだろうか。 そんな弱音を吐いたらきっと、おまえはまた笑うのだろう。 分かっている。 やってやろう。 おまえが望むのであれば、望むがままに―― 私を待つおまえのために――