「んじゃ、俺ん家に来る?」

鈴木の家にーーーー!!!!

「行く行く行く!!」

「ハイテンションだな、白崎。」

だって、好きな人の家に行くってことは
私の憧れだもん。



鈴木の家には5分ぐらいで着いた。

というか、1回来たことあるしね・・・


「入って。」

「あ、お邪魔します。」

おー、佐藤って靴とかちゃんとそろえてる。
やることはやるんだ。

って、佐藤のことはどうでもいい。
あんな邪魔物。



「鈴木の部屋ってきれいだね。」

「だって、いつも佐藤にやってもらってるから。
俺がいつも汚くしてるからな。」

「そうなんだ。」

えーーーー!!
あの佐藤がきれい好きだったなんて。

何もかもやりそうにない佐藤が。

やっぱり人は見た目じゃないんだ。