嘘吐き




涼が出ていってからもうかれこれ2時間ほど経った。


道に倒れてるんじゃないか…


相手があの人じゃ無いわけではない話だ。


考えれば考えるほど嫌なことが思い浮かぶ。


「…これじゃだめだ」


泣いてばっかりいても仕方ない。


深呼吸をひとつして、私は家を出た。