神様…
どうかきっと…



私の大好きな人と、この先もずっと今までどおりに毎日を過ごすことができますように。


大きな幸せはいらないから…


日々の中でささやかな幸せを、いつまでも感じることができますように。





左手の薬指にはめられた指輪の重みを感じながら、
私らしくもなく
そんなことを願ってしまったのだった。







fin