「里奈…」


急に涼が真剣な目をした。

鼓動が早くなるのを感じる。
やっぱりあたしはこの目に弱い。


「ここまで俺に付いてきてくれてほんとにありがとう。

これからもずっと一緒にいようね」


「うん!」


何才になっても、私たちは何一つかわらない。
それが良いのか悪いのかはよく分からないけど…


「じゃあ…行こうか」