「先生っ!!今までありがとぉ!!さよなら。」




私は精一杯の笑顔を作って先生に別れを告げた。





「俺様は・・・別れたつもりなんてねぇから。お前の事ずっと待ってるからな!!」




私と美奈は先生を残して屋上を後にした。
これで・・・いいんだよね??




これが1番良い選択。





先生・・・大好き。
大好きだから別れるの。
分かってね?




先生が首になるなんて・・・私は耐えられないよ。




私はずっと・・・先生のことを見ていたいの。
『先生』としての栗原 ゆうきを。