Secret Love その後編☆  生徒×俺様教師

「お見舞いに来たの。体調は大丈夫?」



無理矢理明るく振舞った。
泣かない。絶対に。



「はぁ!?なんで俺様があんたなんかに心配されないといけねぇの?」



「・・・。」



「あんた・・・本当に誰?」



もうボロボロだった。
ここまで言われると。


泣きたい。泣きたいよ。



「せんせい・・・。」



先生はうざいという顔をして再び窓の方を向いてしまった。
また寂しそうな顔に戻った。



「また来るね。花おいとくから!」



頬に流れる涙を隠すように病室を出た。