Secret Love その後編☆  生徒×俺様教師

翌日。
私はお見舞いの花束を持って病室の前に立った。


怖いよ・・・
また「お前誰?」とか言われそうで。


ドアを開けた瞬間に
「雪?昨日はごめん!冗談だよ。」
・・・って言って欲しいと願った。


震える足,震える手。
思い切ってドアを開けた。


先生はまだたくさんの機械につながれていて,窓を寂しそうな顔で眺めていた。



「先生・・・。」



私の言葉にビクっと反応する先生。
ゆっくり私の方を向いた。



さっきの寂しそうな顔が急に険しい顔に変わった。



「またお前か。もう来るなよ。」



先生はそう言い放った。