そうしたある日、ルイトが朝食後に切り出した。
「僕、カイを探してくるよ。ミアはカイに会いたいでしょう?」
「えっ・・・」
そう言われるとなんとも返答できず、また顔が真っ赤になるのが分かった。
「ほんとにかわいいなあ、ミアは♪」
「本当に。カイにはもったいないわ!」
そうしてさっさと準備を整えてすぐに出て行こうとするルイトをミアは思わず呼び止めた。
「待って、ルイト。」
「ん?」
「わたしも行く!」
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