アタシとじいさん


「ハルさん、アタシの部屋見ます?」



「お!いいの?見たい、見たい!」



「こっちですよ~」




「おい、ハル!部屋は後ででいいから風呂洗ってこい!」





「えー」




「トミさん、アタシの部屋見ます?」




「若い子の部屋を見るなんてドキドキするなぁ」




「え~なんかトミさんやらし~!ねぇ、ハルさん」




「はははっ!だねぇ」




「なっ…なに言ってるの!」




「おら、ハル。早く洗ってこい。

トミさんもサボってないで、手伝ってよ!


ひかり!お前も早くやれ!お前の部屋なんか、たいしたことないんだから」




「ケンさんひどーい」



「ひどいなぁ、全く」



「うっせ」




何だかんだ言いながらも慌ただしく過ぎてく時間。



なんだか楽しかった。