「ヒマだろうと思って麻雀持ってきたんだよ~!やろうぜ~!」 高校生みたいなノリで言うズミさんに笑いながら、 アタシ達は中庭にある小さな丸テーブルで麻雀をすることにした。 「天気も良いし、麻雀日和だな~♪」 いつにもまして機嫌が良いズミさん。 「なんか良いことあったんですか?」と聞くと、 「まぁ座ってからな☆」と言われてしまった。 ケンさんの方をチラリと見ても彼は知らん顔をした。