黙って聞いていたトミさんだったが、アタシが藤堂さんに乱暴されそうになったことを話すと、病室をでていってしまった。
ケンちゃんパパは黙ってアタシの話をきいていた。
一通り話し終わると「ちっ…」と舌打ちした。
「全部アタシのせいなんです。
ケンちゃんはアタシを助けようとしたから…」
「そうだ。悪いのは全て君の家だ。ケンはそれに巻き込まれただけ。
で?君の母親とその変態男はどこに行ったかわからないのか?」
「はい…」
俯くアタシに「まぁそれは警察に任せるとしよう」とケンちゃんパパは言い、
「それで…」と続けた。



