また、静かな公園に戻った。





俺は、手に握らされたチョコレートを見た。


口へ運ぶ。









『・・・・・甘・・・』









そのチョコレートは、

あまりにも甘かった。











苦さしか知らない俺にとって、





それはあまりにも甘いものだった・・・。