「今日わありがとうござぃました。それぢゃ。」 あたしはちゃんとおじぎをして 先輩から離れた方向に歩いた。 振り向くと先輩は笑顔で手を振り、「また会おうな!」と言った。 あたしも手を振り返し、駅へと入った。 先輩のことが大好きという気持ちが どんどん膨らんでいった。 家に帰ると、今日の疲れで とても腰が痛かったけど 先輩とひとつになれた喜びのほうが大きかった。