先輩はあたしの肩にあごをのせて、 「この写真はね~…中学んときの!!」 「これは修学旅行!!」 「去年の学祭の写真だ~…」 など、写真の話をしてくれた。 「先輩、中学から顔変わってないですねっ(笑)」 あたしは笑いながら言った。 「そんなことね~し。まぁ中学のときのほうがモテたけどな!!!」 「そーなんですか??」 「学ランのボタンと袖ボタン完売b」 先輩は笑って、あたしを抱いていた腕を離すと、曲を流し始めた。