15のとき

だんだんと



学校も休みがちになった。




この街に集う子たちといれば



学校なんて何も意味がないと思った。




母親だって



何も気づいていないのだろうし…。







昼間でも



ブラブラと遊び歩いた…。




別に目的があるわけじゃない…


ただみんなでしゃべっているだけで、良かった…。







そう


ちょうどこの日も


そんな風にテキトーに仲間とつるんでいたんだ…。




♪♪♪♭♭……






今まで聞いたことのない優しいギターに



澄んだ声…。