15のとき

思いきり振り払ってしまったから




彼を傷つけたかな…と心配になった





でもシンゴは


何事もなかったかのように



私の手を再びつかむと

自分のアソコへ持っていこうとする…。




「やだ…。」


私は抵抗した。


「どうして…、いいじゃん。」



なんか…



おかしい……。







シンゴ…



アナタの目的ってもしかして…?




「ヤダってば…!」



「そっか…。」



彼はすねたようにそっぽを向いてしまった…。




聞きたくても


真実を知るのが怖い…。




「帰りますか…?」



あっさりかつ


冷静に時計を気にする彼…。