15のとき

“駅のそばの公園で待ってる…”




電車を降りたことを悟ったかのように




シンゴからの受信メール…






「いま着いたよ。待っててね、すぐ行く。」




私は急いだ。




ハァハァハァ…




息を切らして走る…。




いたっ!


シンゴ…。

私は彼に歩みよる

あれっ、しばらく見ないうちになんか…老けた?






彼はベンチに座っていた。

こっちを見るなり表情ひとつ変えずに



私の腕をグィッとつかんで自分に引き寄せ…


私の唇に唇を重ねた…



彼の手は



私のT-シャツの上から胸を触っている…




そしてそれは


ブラの中へと入ってく…




慣れた手つきで…。




他の女にもやってるんだよね、きっと…。




そしてアナタは奥さんが一番だよね…。






私はたまらなくなって…




「やめて!」
と叫んでいた。