15のとき

空気のような存在の私が…




まるで
空気のように



ポッカリと穴のあいた教室の隅っこに座っている…。










昔のテレビドラマで


主婦が夫に

「わたしはどうせ空気のような存在なのよ…。」



となげいていたっけ…。


すると旦那さんが、


「空気がないと、人は生きていけないんだよ。」




って言っていたんだっけ…。





ふと思い出したこと…。



私がトイレに行って戻ってくれば




席はすでに占領されている…。





すぐ近くにいるのに…





誰も


気づかないんだよね…






そんな私は…



アナタたちにとって



空気以下の存在だわね…。