15のとき

「ワタシ…、したことないの…。」




とっさに口をついて出た言葉…。



やっぱり


ちょっとだけ
恐くなってしまったんだ…。







「そうなの…。」


静かにつぶやくと

シンゴはボタンから手を放し、立ち上がった。





怒った…のかな?





私がしょげていると、


彼は隣に座り


唇をチューの形にしてつきだした。


それがとても可愛くて



私はそれに応える…。

いつものクールなシンゴはどこへやら…。




外では花火の音が
賑やかに鳴り響いていた…。