私はそっと彼に歩みより、彼をだきよせた。 大丈夫 大丈夫だよ… お母さん絶対げんきになる…! 何度も 何度も… そんな言葉がけを繰り返しながら…。 勇気は… 私の腕の中で、「うんうん…」と首を縦にふった。 三つも年上の彼が… このときばかりは、まるで幼い子供のように思えてならなかった…。 彼がいつかのカラッポだった私を救ってくれたように… 今度はワタシが 彼の力にならなくては…とそう固く心に決めたんだ。