「勇気!」 私は彼に駆け寄った。 「ごめん…、俺やっぱり奈美と一緒にできない…。ていうか、音楽も続けないつもりだ…。」 勇気は奈美の顔を全然見ない…。 ドウシテ………。 「もう僕のことは忘れてほしい…。誘っておいて…、本当にすまないと思ってる…」 「勇気…、何か訳があるの?」 私は一ヶ月前ユメを語っていた彼と今とのギャップに違和感を覚えた。 「僕が悪いんだ…。運命に逆らおうとした罰が回ってきた…。」 「どういう…意味…?」 ただ事ではないな… 今日その場にいた誰もがそう思った…。