「私たち二人でもう一度…スカウトの話受けてみようよ!」 少し前までの自分からは想像もつかない言葉が次々に飛び出す。 こんなこと大袈裟かもしれないが、ただ… 目の前の勇気の助けになりたかった。 空っぽだったわたしに居場所を与えてくれた人だから… 力になりたかった! 勇気は、考えこむような表情になったがすぐに「やろう!二人で。」 と力強くうなずいてくれた。 いつもの 彼の笑顔が戻ってきていた。 やっぱり勇気は笑ってないとダメだよ!