15のとき

私たちは勇気の部屋のベッドの上で話をした。



何もいやらしい雰囲気になることもなく、友達みたいに接することができた。




ワタシたちは


お互いの家庭のことを包み隠さずに全部さらけだした…。




勇気なら…


喋ってもわかってくれるような気がした…。




こんな恵まれた家庭環境にいながら、彼の瞳はひどく落ち込んで見えるときがあるから…




そのわけを…


彼はゆっくり話してくれた…。