「激ウマ~!何これ~!超新発見なんですけど…。」 勇気のオススメするラーメン屋は、駅裏の知る人ぞ知る小さな屋台だった。 私は生まれて初めてこんなに美味しいラーメンを食べて さっきまでの嫌なできごとがどっかに吹っ飛んでいた… 勇気はニコニコしながら私を見ている。 私は妙に照れてしまい、「勇気も早く食べなよぉ。」 と照れ隠し…。 「そ~だな」と何か言いたげな顔をしながら、ラーメンをすする彼… 詳しく事情を聞かないでいてくれる彼の優しさがイタイほど伝わってくるよ…。