教室に入ると、 春原くんが隣からいなくなった。 「 春原!また同じ学校だな! 」 「 俊平! また1年よろしく頼むぜ 」 「 イケメン春原〜 」 彼が教室に入った瞬間。 教室にいた男子ほとんどが、春原くんの 周りに集まった。 そうか。 彼は‘人気者’なんだ―――――