私の好きな人



仲原さんに抱きしめられてから、ずっと意識してる。


仲原さんのこと………


休みの日も、仕事中も。
仕事中なんて集中しないといけないのに、なんだかぼーっとしてしまって、逆に仲原さんに心配をかけている。



今も仲原さんのことを考えてた。


真弓には、相談したいと思うけどなかなかタイミングが掴めないでいる。



「あ、これかわいいじゃん。会社にも着ていけるよ!」


「え?これを会社に?」


真弓が持っていたのは、レースのスカートだった。


「うちの部はダメだと思う…」

「え、上司うるさいの?仲原部長だっけ?」


「え!あ、いや〜、うるさいわけじゃないけど…なんていうか……そのぉ……」


「なに?何もごもごしてんの?」


「うん………」


仲原さんの名前が真弓の口から出たことで完全に動揺してしまった。