全員分のコーヒーを入れ終わり、お盆に乗せて持って行こうとした時、急に給湯室のドアが開き、誰かが入ってきた。 「あなた、仲原部長に何言ったのよ!」 宮崎さんだった……… その気迫が凄くて、お盆を落としそうになってしまった。 「な、何も言ってません。」 「じゃあ、どうしてあんな態度取られたのよ!あんたが、なんか言わないと、あんな事にならないわ!」 いつもの、私に嫌がらせをしている時の目とは違い、鋭くて、憎しみが篭った目をしていた。恐い………単純にそう思った。