「蚊…っ!!!!?」
そこには蚊の大群が電灯の周りを飛び交っていた。
「悠喜っ、きもいよー、蚊。蚊きもいー(泣)」
悠喜は私にこれを見せたかったのか…。
絶望した…。
「ちげぇよ、ばか。あの草ん中。」
「え…。」
草むらの中にぽっかりと草がなく、地面が見える場所があった。
「何これ…。」
「ミステリーサークルとか(笑)」
「はぁ…帰るね。」
「ちょ、咲和ってば!冗談だよ。」
悠喜は慌てて私を追い掛けた………が、草につまずいた。
―…だんっ
鈍い音が響いた。
「いってぇ…。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…