ソファーにゆっくりと押し倒した。


トーコは頬を赤く染め、困惑した表情だ。


ふと、視線はトーコの唇に向けられる。


「トーコ、冬休みの分……していいか?」


「え?え?ちょっと待っ……」


「待てねぇよ。俺、もう」


限界だ。


お前の心と体は、きっと俺のものにならない。

だから……だからせめて、唇だけは