私と智也の関係、冬休みに入ればどうなるのだろう。
あの約束は少しの間、休息なのかな。
それならいいのに。
智也とキスをする度に、私の胸は痛む。
先輩を好きなのに、智也とキスを交わす。
兄が好きなのに、弟とキスをしている私。
「兄貴、クリスマスは家にいるってさ」
智也の声に、私は顔を上げた。
「え?」
「聞いてんのか?兄貴、クリスマスは家にいるって」
智也の眉間に皺が寄る。
そんな歪んだ表情が、私の慌てぶりにすぐさま変貌した。
「な、24日俺んち来いよ」
「え?!24日?!」
「今、その話してただろ?俺んちに来りゃ、兄貴と過ごせるぜ?クリスマス」
口の端を持ち上げながら、智也はそう言った。
あの約束は少しの間、休息なのかな。
それならいいのに。
智也とキスをする度に、私の胸は痛む。
先輩を好きなのに、智也とキスを交わす。
兄が好きなのに、弟とキスをしている私。
「兄貴、クリスマスは家にいるってさ」
智也の声に、私は顔を上げた。
「え?」
「聞いてんのか?兄貴、クリスマスは家にいるって」
智也の眉間に皺が寄る。
そんな歪んだ表情が、私の慌てぶりにすぐさま変貌した。
「な、24日俺んち来いよ」
「え?!24日?!」
「今、その話してただろ?俺んちに来りゃ、兄貴と過ごせるぜ?クリスマス」
口の端を持ち上げながら、智也はそう言った。