「なぁ、智也。腹減らない?コンビニ行こうぜ」

「えー、いやだ。俺、ここで待ってっから、いってらっしゃい~」


「お前も行くの!引きこもってたら、また昔みたいに戻るぞ!」


ベッドの上から、強引に引きずりおろされた。


「ったく……なんか、おごれよ?」





ぶつぶつ言いながら、俺は安司と共に、外に出た。


家に帰っていないから、俺はまだ制服のまま。


「お前だけ、着替えやがって」


「だって、俺の家じゃん~。着替えんの当たり前。制服だと息苦しくってさ」


談笑しながら、歩いていると、安司の足が止まった。