「リエさん……っ…入れますよ?」


我慢の限界に達した。

彼女を悦ばせ、与える快楽でその裸体を捻らせて十分だというほどに愛して。


体は欲している。

リエさんを……欲しているんだ。


なのに……


「……智也くん?」


心は、彼女を欲していない。