MinuteS Game

「バンッ!!」

亮介は勢いよく扉を開けた。

中にいる人達の眼が一斉にこちらを向いたのが解った。

「遅かったじゃねーか」

とても低い声。

「俺らは待ちくたびれたんだけど!!」

小太りの男が声を張る。

「安西さんに何をしたんだ!?」

「社会を生きていくマナーを持ってなかったから、ちょっとだけ躾をしてあげたんだが?」

集団の真ん中にいる人が亮介に向けて放った。

「その女性を返してください」

「ハァ!?今、何つった?」

「コイツ、返してくださいだってよ」

周りの人は僕を指差して笑っている。