.*。+.seven×two.*〜.+

手を、引かれて行った場所とは。


「ありがとございました。」


かき氷屋。


拓也が白い氷にピンクのシロップが、かかった。


かき氷を渡してくれた。


あっ、お金。

巾着袋に入ってるお金を取り出した手を引っ込められた。


「いいから。」


えっ、でも。


そう、思ったけど
拓也の笑顔を見たら何も言えなかった。


「あ、うん。」


「ん、いい子。」


ドキドキ。


「あと、もう一個はいいの?」


「い、いらない。」


いらないよ。


かき氷を食べるだけで精一杯だよ。


ドキドキしすぎて。