「・・・・・・ふふ、そうだな。
 それじゃあ、今日から頑張りますか。
 ・・・・・・っと、そういえば、具体的に何をすれば良いのか
 聞いてなかったな。
 今から、それを教えてくれる人とコンタクトを取るから、
 瑠花も聞いておいてくれ。
 その人の思念は、俺がテレパシーで伝えるから。」



俺は、先程の人に、話の続きを促した。























「どうやら、無事に合流できたようだな。
 それじゃあ、お待ちかねのようだから、
 今後の予定を説明するよ。
 君達には、この世界ルーニア王国の各地域にある
 12個の宝石を集めてもらう。
 アメジスト、サファイヤ、アクアマリン、オニキス、
 レッドジャスパー、ファントムクリスタル、オパール、ラピスラズリ、
 ダイヤモンド、アズライト、エメラルド、カーネリアン、
 以上だ。
 どれも、世界の改変には、・・・・必要不可欠なものだから、
 余す事な、く、・・・・集めて、・・・ほ、しい。
 そして、全てを集め終わったら、この世界の最果てにある
 ニアの滝の奥にあるほこらまで来てほしい。
 私は、・・・・そこ、で待っ、・・・ている、・・・・から。
 なかな、か見つ、・・・けづらいも・・、・・・のもあるだろうが、
 玲、は、・・・魔力が、高い、から、その宝石の魔力に
 共鳴する事が、出来、・・・る、はずだ・・・・。
 世界の改変、を、・・・好まない魔物、達、の邪魔にも
 遭うだ、ろう、が、・・・・何とか集め、てきて、・・・ほしい。
 そうしなければ、世界、・・・・・は、滅び、・・・て・・・・
 し・・・・・・ま、・・・・・・うか、・・・・ら・・・・。」



そこで、声は完全に途切れてしまった。

























「・・・・・・・・・・・・。」



「・・・・・・・・・・・。」




沈黙が続く。