・・・・・・・・・・・え・・・・・・。
それで、その1年の間に、俺に再び太陽を呼び戻せ、と?
・・・・いやいや、それ以前に、太陽を呼び戻すとか
無謀じゃないのか。
しかも、何で俺が、そんな大役を背負う事に
なってんの?






















「大丈夫だ。
 そこまで気負わなくても、道連れなら一人だけ選ばせてやる。
 そして、まだ、・・・・・・期限も1年はある。
 だから、慌てなくても良い。
 寧ろ、魔物の類は、そういった焦りや不安といった感情を
 好む。
 ほら、・・・・・・・今も、そこに・・・・・・。」


そう言われて、恐る恐る、チラリと横を窺うと、
そこには、何と・・・・。





























「・・・・・・・・・鬼・・・・・・・?」



「あれ?
 あなた、人間さんだよね?
 何でバレちゃったんだろう。
 まぁ、良いか。
 ・・・・・・てなわけで、あなたの魂貰うねー。」