あめ このままずっと 雨に濡れて あたしなんか 消えてしまえばいいと そう、思った 雨粒と一緒に水になって だってほらあたし 涙に溺れてしまいそう 好きなんて言葉は いつだって一方通行で あなたから返事がくることなどないと わかっていたのに あたしはあなたを見つめ あなたはあたし以外の 誰かを見つめて あの子にあって あたしにないもの あたしだけを 見て欲しかった 右目も左目も あたしだけを映して- 雨がやまなければいいと そう願ったけれど やっぱりなみだとともに 枯れてしまった