俺が倒れてから、爺が勝手に話を始める。
あるところに商売をしている夫婦が住んでいた。
妻と一緒に店を盛り立てながら、しっかり売り上げを稼いでいった。
それは、店の商品を好きで買ってくれる人達もそこそこいたからだ。
だが、悲劇は突然起こった。
妻が車と衝突し、交通事故を起こしたのだ。
妻は即死だったらしい。
妻を失ってしまった夫の心は時を刻まなくなった。
そこから、店も寂れて、商品を好いていた客も離れていく。
最初はお客さんも心配してくれていた。
だが、夫はお客さんに答えられず、殻に閉じこもったままだった。
その内、客達は完全に離れ、夫は一人になる。
夫はそれでもいいと思った。
全ては結果で、一人で朽ち果てていくのも運命なのだ。
肉体は衰弱していき、孤独死寸前まで近づいた。
このまま死ぬのか。
妻のところに逝けると、嬉しくも悲しくなった。
だが、まだ終わりは来なかった。
ある日、朦朧としてる意識の中で一人の少女が店に尋ねてきた。
その少女を見て、夫は驚いた。
少女は妻の面影を背負っていたのだ。
少女は夫に言う。
「ここの物は良い物ばっかりだね!ぴかぴかでどれもが生きてるようにも見えるよ!」
驚きと安らぎで夫の頬には涙がこぼれてきた。
妻の面影を背負った少女は、妻と同じような事を言ったのだ。
夫は思う。
これは、妻から『生きている物達を見捨てて死ぬな』というメッセージなのではないのか。
少女が夫に一筋の光明を見せたのかもしれない。
そして、少女は手に持っていたのクマの人形を夫に見せる。
あるところに商売をしている夫婦が住んでいた。
妻と一緒に店を盛り立てながら、しっかり売り上げを稼いでいった。
それは、店の商品を好きで買ってくれる人達もそこそこいたからだ。
だが、悲劇は突然起こった。
妻が車と衝突し、交通事故を起こしたのだ。
妻は即死だったらしい。
妻を失ってしまった夫の心は時を刻まなくなった。
そこから、店も寂れて、商品を好いていた客も離れていく。
最初はお客さんも心配してくれていた。
だが、夫はお客さんに答えられず、殻に閉じこもったままだった。
その内、客達は完全に離れ、夫は一人になる。
夫はそれでもいいと思った。
全ては結果で、一人で朽ち果てていくのも運命なのだ。
肉体は衰弱していき、孤独死寸前まで近づいた。
このまま死ぬのか。
妻のところに逝けると、嬉しくも悲しくなった。
だが、まだ終わりは来なかった。
ある日、朦朧としてる意識の中で一人の少女が店に尋ねてきた。
その少女を見て、夫は驚いた。
少女は妻の面影を背負っていたのだ。
少女は夫に言う。
「ここの物は良い物ばっかりだね!ぴかぴかでどれもが生きてるようにも見えるよ!」
驚きと安らぎで夫の頬には涙がこぼれてきた。
妻の面影を背負った少女は、妻と同じような事を言ったのだ。
夫は思う。
これは、妻から『生きている物達を見捨てて死ぬな』というメッセージなのではないのか。
少女が夫に一筋の光明を見せたのかもしれない。
そして、少女は手に持っていたのクマの人形を夫に見せる。

