刹那を担ぎながら歩く事数分。
寂れた店を通りかかろうとしたところで、刹那が目を覚ます。
「うわ!何でこんなに高いん!?」
驚くのと同時に体を硬直させた。
「それはね、お前が担がれているからだよ」
「変態!誘拐犯!」
「物騒な事を言うな。お前が欲しそうな物がある店まで運んでやったんじゃないか」
寂れた店のガラスケースの中には皿や人形などのアンティークが置かれていた。
「あ、可愛い」
刹那がガラスケースを見ると、本当に骨董品に関心を抱いたようだ。
「恭耶、降ろして」
今すぐにでも近くに行って見たいようだ。
「怒鳴らないなら降ろしてやる」
「約束する。やから、降ろして」
随分、素直になったな。
何とかは秋の空とはよく言ったものだ。
素直な刹那を信じると、地面に降ろした。
だが、いきなり俺の脛をトウキックで蹴る。
「お、お前、騙したな」
「怒鳴ってないやん」
確かに、刹那の言う通りなのだが脛は反則だ。
今さっきの事を根に持っているのか。
俺は脛をさすって、痛みを和らげる。
「本当に骨董品に、興味あんのかよ?」
刹那がガラスケースに張り付くように見ている。
「ボク、この店の中の物、もっと見たい」
骨董品にしてもピンからキリまである。
刹那の事だから、欲しいものなら高くても安くても買わせようとするだろう。
俺が止めようとする前に刹那は店の中に一人で入ってしまった。
寂れた店を通りかかろうとしたところで、刹那が目を覚ます。
「うわ!何でこんなに高いん!?」
驚くのと同時に体を硬直させた。
「それはね、お前が担がれているからだよ」
「変態!誘拐犯!」
「物騒な事を言うな。お前が欲しそうな物がある店まで運んでやったんじゃないか」
寂れた店のガラスケースの中には皿や人形などのアンティークが置かれていた。
「あ、可愛い」
刹那がガラスケースを見ると、本当に骨董品に関心を抱いたようだ。
「恭耶、降ろして」
今すぐにでも近くに行って見たいようだ。
「怒鳴らないなら降ろしてやる」
「約束する。やから、降ろして」
随分、素直になったな。
何とかは秋の空とはよく言ったものだ。
素直な刹那を信じると、地面に降ろした。
だが、いきなり俺の脛をトウキックで蹴る。
「お、お前、騙したな」
「怒鳴ってないやん」
確かに、刹那の言う通りなのだが脛は反則だ。
今さっきの事を根に持っているのか。
俺は脛をさすって、痛みを和らげる。
「本当に骨董品に、興味あんのかよ?」
刹那がガラスケースに張り付くように見ている。
「ボク、この店の中の物、もっと見たい」
骨董品にしてもピンからキリまである。
刹那の事だから、欲しいものなら高くても安くても買わせようとするだろう。
俺が止めようとする前に刹那は店の中に一人で入ってしまった。

