浮浪者が防ぐが、折れない。
さすが、妖刀といったところか。
「皆木教師、腕を切り落とす」
今まで加減をしていたかのような言い草だ。
帽子の奥に潜む瞳が、殺気を帯び始める。
「仕方ない」
頭をかいて、顔を上げると楓もいつもとは違う雰囲気をまとっていた。
「本気でやるつもりかよ?」
「幽艶の思考が読めないからな。力が使えない以上は、いつもよりも動くしかないだろう」
果たして、それで勝てるのか。
楓が前から突っ込む。
浮浪者は刀を真横に振るう。
それを飛んで回避するのと同時に、合わせたかのように真横に振るった刀の下から潜り込んだ乾。
「虎屠り」
龍殺しの下から切り上げるバージョンで、隙をついて腕を切り上げた。
超人二人の動きにはついていけなかったようで、素直に腕が斬り飛ばされた。
しかし、飛んだ腕は闇の中へと消えていく。
「盛大に飛んだな」
「のんきなことを言ってる場合かよ!」
腕の在り処を探さないと、後々になってややこしくなる。
「今、ぐ」
背中の傷が痛む。
「そういえば、君は斬られているんだったな」
「く、だったら、楓が探しに行けよ」
「安心するんだ。彼がもう行動に移している」
よく見ると、乾の姿がない。
さすが、妖刀といったところか。
「皆木教師、腕を切り落とす」
今まで加減をしていたかのような言い草だ。
帽子の奥に潜む瞳が、殺気を帯び始める。
「仕方ない」
頭をかいて、顔を上げると楓もいつもとは違う雰囲気をまとっていた。
「本気でやるつもりかよ?」
「幽艶の思考が読めないからな。力が使えない以上は、いつもよりも動くしかないだろう」
果たして、それで勝てるのか。
楓が前から突っ込む。
浮浪者は刀を真横に振るう。
それを飛んで回避するのと同時に、合わせたかのように真横に振るった刀の下から潜り込んだ乾。
「虎屠り」
龍殺しの下から切り上げるバージョンで、隙をついて腕を切り上げた。
超人二人の動きにはついていけなかったようで、素直に腕が斬り飛ばされた。
しかし、飛んだ腕は闇の中へと消えていく。
「盛大に飛んだな」
「のんきなことを言ってる場合かよ!」
腕の在り処を探さないと、後々になってややこしくなる。
「今、ぐ」
背中の傷が痛む。
「そういえば、君は斬られているんだったな」
「く、だったら、楓が探しに行けよ」
「安心するんだ。彼がもう行動に移している」
よく見ると、乾の姿がない。

