「ぐ!」
肘鉄で伸びた爪を真っ二つにし、体勢を立て直すためにウルから離れる。
「は、は、は、あー!いたいっつうの!」
爪を抜けば血が吹き出る故に抜けず、キャサリンは苦痛の表情を浮かべる。
爪が伸ばしたのはアルトゥールではなく、傍にあった動かぬ上半身だった。
「上半身はすでに魂は宿っていませんが、爪を伸ばす事は可能です」
「冗談じゃ、ないわよ!」
ウルは弱っているキャサリンに追い討ちをかける。
「兄さん、やめて!」
アルトゥールはため息をついた。
「あなたは自分の事を妹だと思い込んでいるようですが、偽りだとすればどうでしょう?」
「え?」
「私は始末した者の記憶を操る事が出来ます。自分が操られているとは、考えないんですか?」
「嘘、だよね?」
「嘘といえばあなたは信じますか?」
「ねえ、お願いだよ」
「真実だと言えば、あなたはストレスから解放されますか?」
「兄さん、嘘だって言ってよ!」
今まで信じていた物が打ち崩された事により、混乱しているようだ。
「ええ、あの時は、あなたやあなたの家族の叫びで数年分のストレスを発散させていただきましたよ」
「あ、ああ、ああ、ああああああああああああ!」
気が狂いそうになりながらも、身体は操られている。
「てめええ!!」
拳を握り締め殴りかかろうとするが、ウルが目の前に現れる。
「ウル!」
「ああ」
精神崩壊寸前であり、早く何か手を打たなければ危険な状態だ。
肘鉄で伸びた爪を真っ二つにし、体勢を立て直すためにウルから離れる。
「は、は、は、あー!いたいっつうの!」
爪を抜けば血が吹き出る故に抜けず、キャサリンは苦痛の表情を浮かべる。
爪が伸ばしたのはアルトゥールではなく、傍にあった動かぬ上半身だった。
「上半身はすでに魂は宿っていませんが、爪を伸ばす事は可能です」
「冗談じゃ、ないわよ!」
ウルは弱っているキャサリンに追い討ちをかける。
「兄さん、やめて!」
アルトゥールはため息をついた。
「あなたは自分の事を妹だと思い込んでいるようですが、偽りだとすればどうでしょう?」
「え?」
「私は始末した者の記憶を操る事が出来ます。自分が操られているとは、考えないんですか?」
「嘘、だよね?」
「嘘といえばあなたは信じますか?」
「ねえ、お願いだよ」
「真実だと言えば、あなたはストレスから解放されますか?」
「兄さん、嘘だって言ってよ!」
今まで信じていた物が打ち崩された事により、混乱しているようだ。
「ええ、あの時は、あなたやあなたの家族の叫びで数年分のストレスを発散させていただきましたよ」
「あ、ああ、ああ、ああああああああああああ!」
気が狂いそうになりながらも、身体は操られている。
「てめええ!!」
拳を握り締め殴りかかろうとするが、ウルが目の前に現れる。
「ウル!」
「ああ」
精神崩壊寸前であり、早く何か手を打たなければ危険な状態だ。

