奥へと進むにつれて、緊張感が高まっていく。
キャサリンは仮面の男と会った時の顔よりも緩やかになっている。
それだけ、仮面の男が恐ろしいという事なのだろうか。
しかし、ティーナさんは無事に着いたのか。
心配だ。
「なーに?まだ気にしてるわけ?」
「当たり前だろ、何をされてるか分かったものじゃない」
「向こうに任せちゃったんだから、気にしてもしょうがないと思うけど?」
「やっぱり俺が運んどけば良かったか」
「うじうじしてると根暗に見える、そんなんじゃ男が近寄ってこないわ」
「うるせえ!」
男に好かれるなんて、どこに嬉しい要素があるんだ。
俺が男だっていう事に気付かないのは、女装が完璧すぎるという事か。
単に、キャサリンが鈍いだけかもしれねえ。
「しっかし、全然、追いつかないわね」
そんなに部屋を出た時間は変らないはずだ。
どれだけ早歩きでアルトゥールの部屋に向っているのか。
「ウルはともかく、先に行った乾は道を分かってるのか」
「大丈夫大丈夫、敏感だって言ったでしょ。気配で道なんか一発よ」
「そう言いながら、道に迷っているオチとか止めろよ」
「進むところに壁があったら、ぶち壊してるかもしれないわね」
乾という男も危険すぎるな。
他人の家の壁は破壊するわ、女を斬るにも容赦がない。
「あら、早速、壁がなくなってるわ」
目の前は壁があった場所なのだが、今は向こう側の通路に繋がっている。
「便利ねー。これで道に迷う事がないわ」
「おいおい、毎回、こんな事してるのかよ」
「普段からこんな馬鹿な真似をしないわよ。まあ、乾は敵には容赦ないからね」
身の回りの奴らは、全員敵に回すと厄介だという事が分かった。
キャサリンは仮面の男と会った時の顔よりも緩やかになっている。
それだけ、仮面の男が恐ろしいという事なのだろうか。
しかし、ティーナさんは無事に着いたのか。
心配だ。
「なーに?まだ気にしてるわけ?」
「当たり前だろ、何をされてるか分かったものじゃない」
「向こうに任せちゃったんだから、気にしてもしょうがないと思うけど?」
「やっぱり俺が運んどけば良かったか」
「うじうじしてると根暗に見える、そんなんじゃ男が近寄ってこないわ」
「うるせえ!」
男に好かれるなんて、どこに嬉しい要素があるんだ。
俺が男だっていう事に気付かないのは、女装が完璧すぎるという事か。
単に、キャサリンが鈍いだけかもしれねえ。
「しっかし、全然、追いつかないわね」
そんなに部屋を出た時間は変らないはずだ。
どれだけ早歩きでアルトゥールの部屋に向っているのか。
「ウルはともかく、先に行った乾は道を分かってるのか」
「大丈夫大丈夫、敏感だって言ったでしょ。気配で道なんか一発よ」
「そう言いながら、道に迷っているオチとか止めろよ」
「進むところに壁があったら、ぶち壊してるかもしれないわね」
乾という男も危険すぎるな。
他人の家の壁は破壊するわ、女を斬るにも容赦がない。
「あら、早速、壁がなくなってるわ」
目の前は壁があった場所なのだが、今は向こう側の通路に繋がっている。
「便利ねー。これで道に迷う事がないわ」
「おいおい、毎回、こんな事してるのかよ」
「普段からこんな馬鹿な真似をしないわよ。まあ、乾は敵には容赦ないからね」
身の回りの奴らは、全員敵に回すと厄介だという事が分かった。

