ティーナさんを静かに寝かせ、ウルの傍に寄る。
「ウル、大丈夫か」
完全に治っているわけではないので、腹部は痛む。
「う、ん」
ウルが薄らと瞳を開け始めた。
「肩、痛むかよ?」
ゆっくりと背を起こして、肩を触る。
「バッカだね。トドメを刺させておけば良かったのに」
「俺とお前は仲間だからだよ」
「それ、一方的に、決めただけ」
「一方的に決められるくらいの事をやったぜ?」
「何?」
「俺はお前の命を助けた」
「恩着せがましい」
「細かい事はいいだろ?」
「それに、あの二人が大体の事をやったわけで、恭耶はほとんど何もしていない」
「そりゃあ、そうだけどよ」
「いいとこ取りとかダサ、最悪、外道」
「そ、そんなに言う事ねえだろうが!」
確かに、ただ喚いていた俺は何もしていない。
「助かったんだからいいじゃねえか!ティーナさんだって、お前が生き延びててくれて嬉しいんだよ!」
ヴァンパイアとはいえ、回復速度は人間と同じなのか。
今も肩を触っている。
「恭耶は兄を倒そうとするつもりなんでしょう?」
「話を聞かなければ、そうなる」
「きっと話を聞かない。自分の気に入らない事は消すタイプだから」
「だったら、倒すしかないだろ」
「やるとしても、恭耶は弱いからでしゃばらない方がいいよ」
「く、もっとオブラートに包めよ」
「無理」
「はあ、だったら、お前も手伝ってくれよ。もしかしたら、妹の話を聞いてくれるかもしれないだろ?」
「無理だと思うけど、ま、いっか。恭耶が止めたっていうのも、一応事実だしね」
「ウル、大丈夫か」
完全に治っているわけではないので、腹部は痛む。
「う、ん」
ウルが薄らと瞳を開け始めた。
「肩、痛むかよ?」
ゆっくりと背を起こして、肩を触る。
「バッカだね。トドメを刺させておけば良かったのに」
「俺とお前は仲間だからだよ」
「それ、一方的に、決めただけ」
「一方的に決められるくらいの事をやったぜ?」
「何?」
「俺はお前の命を助けた」
「恩着せがましい」
「細かい事はいいだろ?」
「それに、あの二人が大体の事をやったわけで、恭耶はほとんど何もしていない」
「そりゃあ、そうだけどよ」
「いいとこ取りとかダサ、最悪、外道」
「そ、そんなに言う事ねえだろうが!」
確かに、ただ喚いていた俺は何もしていない。
「助かったんだからいいじゃねえか!ティーナさんだって、お前が生き延びててくれて嬉しいんだよ!」
ヴァンパイアとはいえ、回復速度は人間と同じなのか。
今も肩を触っている。
「恭耶は兄を倒そうとするつもりなんでしょう?」
「話を聞かなければ、そうなる」
「きっと話を聞かない。自分の気に入らない事は消すタイプだから」
「だったら、倒すしかないだろ」
「やるとしても、恭耶は弱いからでしゃばらない方がいいよ」
「く、もっとオブラートに包めよ」
「無理」
「はあ、だったら、お前も手伝ってくれよ。もしかしたら、妹の話を聞いてくれるかもしれないだろ?」
「無理だと思うけど、ま、いっか。恭耶が止めたっていうのも、一応事実だしね」

