村でロザリーヌの両親は村長だった故、この噂は瞬く間に広がった。 陰口を言われ、村長をヤメロという声まで聞こえ、更にはおすそ分けまで貰えなくなった。 窶れた母に、限界が来た父はロザリーヌを魔獣の出る森、《ジャハン》へと殺す為に連れて行った。