私、アメリス・クレトシアは、クレトシア王国 122代目にして、絶世の美姫。らしい。 容姿、才能…どれを取っても右に出る者はいないと言われた。 その言葉を聞いたお父様は、私の事を他国に言い触らし、奪われては堪らないと私を城内へ閉じ込めた。 「まさに、“籠の中の鳥”ね…アメリス姫様?」 透き通る声で私に声を掛けたのは、従姉妹のミフィア。